2021.01.04

ダイムベトナムにて太陽光発電を開始しました!!
いつも、DAIM(第一ビニール株式会社)のコーポレートサイトをご利用いただきありがとうございます。
弊社の海外生産拠点、DAIM VIETNAM CO.,LTD(ダイムベトナム)で昨年2020年12月より、太陽光パネルを設置し、太陽光発電を開始いたしましたので、お知らせいたします。
太陽光パネル設置について


ダイムベトナム敷地内にて、太陽光パネルを設置いたしました。
目的:「発電エネルギーの社内使用による環境への貢献と、電気代の削減」
運用方法:「社内使用」
その規模といたしましては、
面積:3240㎡
パネル枚数:1124枚
発電容量:500kWp
年間予想発電量:720,000kWh
となっております。
あまり聞きなれない「kWp」と「kWh」という単位が出てきましたが、こちらについて簡単に解説させていただきます。
「kW」とは?
まず「kW」についてですが、「キロワット」という単位になります。
こちらは耳慣れた言葉かもしれませんので皆さんご存知かもしれませんが、「キロ(k)」は「とある単位の1000倍の量」を示していて、「ワット(W)」は「電力」を表しています。
「電力」とは電気が1秒間に出来る仕事量のことです。
よく電球なんかで60Wなどの表示を見かけると思うのですが、これはつまり電球をつけるには1秒間で60の量の仕事を電気が行う必要がある、ということになります。
「kWp」とは?
では「kWp」についてですが、こちらは、「キロワットピーク」になります。
「kW」は先ほどのキロワットなので、「p」はピークを表します。
太陽光発電は、火力発電等とちがい天気などの環境によって発電量が変わります。
そのため、「標準の条件」というものを定めて、その条件で発電がおこなわれた際に得られる最大の電力の量を一つの目安とします。
ダイムベトナムの「発電容量:500kWp」というのは、「標準の条件」で発電をすると最大で500kw発電出来ますよ、という意味になります。
「kWh」とは?
つぎに「kWh」は「キロワットアワー」になります。
「h」はアワー、つまり1時間あたりにどれだけ発電がされるかという「電力の量」です。
「年間予想発電量:720,000kWh」というのは、年間でおそらく720,000kWの量の電力を発電できそうだという意味になります。
この計算には1年の平均日射量や損失係数だったりなど関与するので、かなり複雑になりますので、このあたりは省きます。
どれくらいの発電量なの??
ごちゃごちゃ書かれているけれど、結局このダイムベトナムの720,000kWhがどれくらいの発電量なの???
と思ったので簡単に計算をしてみました!
日本の1世帯当たりの1ヵ月の平均電力使用量は300kWhほどらしいです。
そうなると単純計算で
300kWh×12ヶ月=1年3,600kWh
720,000kWh÷3600kW=200世帯
めちゃくちゃざっくりな計算ですが、
なんと年間で200世帯分もの発電が出来る規模みたいです。
すごい!!
どれくらいCO2が削減できるの???
また、肝心の二酸化炭素(CO2)がどれだけ削減できるかについてですが、太陽光発電で発電を行うと、火力発電と比べ1kWhあたり、CO2を約650g削減できます。
つまり、ダイムベトナムでは1年間で約468,000kgのCO2の削減になります。
ちょっと分かりにくいので、杉の木の本数でどれくらいの数量に匹敵するのかざっくり計算してみました!
杉の木は1年間で約14kgのCO2を回収するため、
なんと杉の木約33,600本分相当分の削減になります!!!!!
すごい!!!!
これから
太陽光発電は、発電時に二酸化炭素などの大気汚染物質の発生を火力発電などと比べ大幅に減少させることが出来る、クリーンな発電方法です。
これからも、日本国内・海外の生産拠点ともに、このようなクリーンな発電方法を使用することはもちろん、こまめな節電などを心がけ、環境に配慮した活動を行ってまいります。
今回の更新は以上になります。




