この度、第一ビニール株式会社（以下DAIM）が設定した事業目標が「一般社団法人日本SDGs協会」よりSDGsへの取り組みとして認定されましたので、ご報告いたします。

SDGsとは、Sustainable Development Goalsの略で、2015年９月の国連サミットで採択され、2030年までに達成を目指す国際的な目標になります。

「誰一人取り残さない」（leave no one behind）

を掲げ、持続可能でより良い社会を目指すのがSDGsです。

SDGsは、世界が抱える「社会」・「経済」・「環境」の課題を解決するため、17のゴールと169のターゲットを設定し、これらのゴールをすべて達成することを目指しています。

認定された事業目標についてご報告いたします。

-事業目標

日本国内はもとより海外拠点（中国・ベトナム各工場）において
従業員は理念を共有した仲間として、それぞれに製造のみならず
開発・普及・物流機能を持ち、そのすべてのプロセスで
環境保全に取り組み、世界に貢献する

-行動項目

■リサイクル樹脂の利用率を高め、廃棄物の削減に取り組む。
■環境に配慮した商品の開発・普及を進める。
・包装資材の簡素化、環境素材の利用を促進する。
・リサイクルプラスチックも環境素材の一部を使用する。

DAIMはグループ全体で、環境を守るための活動に取り組みます。より環境にやさしい素材、より廃棄物が少なくなるような生産方法・商品の開発などを行い、環境問題へ貢献していきます。

-事業目標

再生可能エネルギーへのアクセスの確保及びその割合を拡大させ
環境に配慮した技術・産業プロセスの導入を実現する

-行動項目
■日本国内（千葉県）にて太陽光発電を2017年より開始
■ベトナム子会社（独資）DAIM VIETNAMにて、2020年より工場屋根にて太陽光発電を開始
■中国子会社（独資）寧波黛牡塑化有限公司にて、今年（2022年）前半に工場屋根にて太陽光発電開始予定
■日本国内各事業所（事務所、工場、物流）において、LED照明への切り替えを完了（90％実施済み）

DAIMはグループ全体で、再生可能エネルギー（主に太陽光発電）を活用し事業を行っていきます。すでに、日本・ベトナムでは太陽光発電を開始しており、さらに中国でも太陽光発電を開始する予定です。また、電力使用量を減らすための取り組みとして、LED照明の導入などを行っています。

-事業目標

すべての従業員の能力を強化し、年齢、性別、障がい、人種、民族、宗教、
その他の状況に関わりなく、多様化、技術向上を通じた高いレベルの
経済性生産性を高め、ディーセント・ワークを促進する

-行動項目
■従業員の健康的で、働きやすい職場環境の整備
■働き方改革の推進
■女性従業員の増員及び女性活躍の実現
■障がい者雇用の推進

ディーセント・ワークとは、働きがいのある人間らしい仕事を意味します。
DAIMはグループ全体で従業員が働きやすい職場を目指します。働き方改革の推進や女性の活躍の実現、障がい者の雇用など、従業員がそれぞれの能力を発揮できる職場になるように努めます。

DAIMは今後も認定された事業目標の達成はもちろん、17のゴールの達成に少しでも力になれるよう、グループ全体・従業員全員が一丸となって活動を行ってまいります。